1986年の公開から今年30周年を迎える宮崎駿監督(74)の名作アニメ映画「天空の城ラピュタ」が15日、日本テレビ「金曜ロードSHOW!」(金曜後9・00)でノーカット放送され、平均17・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率をマークしたことが18日、分かった。前回の18・5%には及ばなかったものの、15回目のテレビ放送ながら根強い人気を示した。今回も、滅びの言葉「バルス」がインターネット上を埋め尽くす現象「バルス祭り」が見られ、話題になった。少年・パズーが空から舞い降りた少女・シータを守るため、空に浮かぶという伝説の城「ラピュタ」を探し求める姿を描く冒険ファンタジー。テレビ放送2回目の22・6%(1989年7月)を筆頭に、過去14回のうち、20%超えは6回。13回目(2011年12月)は15・9%、前回14回目(13年8月)は18・5%を記録した。「バルス祭り」は、前回13年8月2日午後11時21分50秒にツイートのピークを迎え、従来の最高だった13年元旦の「あけおめ」の毎秒3万3388ツイートの約4倍となる毎秒14万3199ツイート。世界記録を樹立した。今回は午後11時23分14秒に秒間最大で約5万5000回、午後11時23分の1分間に34万5397回、「バルス」とツイートされた。
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